翌日でも、誰もいない。やっぱり濁りが原因で釣れないのか。
早速上流から徐々に下流に移動して、ニジマスをゲットする。
何とか家族4人分の夕食のため、4匹目標で。
ところが、同じポイントで3匹釣ったところで、対岸に釣り人(餌)が登場。入ってもよいか挨拶をしてくれたので、了解する。(心の中では、せっかくニジマスがまだ溜まっているところ発見したのに。。。)
と、思っているところに、対岸の方が即釣り上げる。
ほかにいるところがないか、上流や下流を行き来したが、やっぱり対岸で釣っているポイントが一番良いようである。
あと、1っ匹を目標にルアーを投げ続けていたところに、ガツンとヒット!
そのまま、ドラグが鳴り響き、しかも止まらない!!
ロッドは、今シーズ購入した、ダイワピュアリスト48ULの渓流用。幸いにドラグを緩めていたこともあり、折れたりせず、ただドラグが鳴り響く。一体どれくらいラインがでたのかわからない。
それでも、走らなくなるタイミングをみては巻き、またドラグを鳴らしならがラインがでるを、10回以上繰り返し、何とか魚体をみることができた。
デカ!! 一目で50cmは超えている、ブラウントラウト。
ダイワピュアリスト48ULが弧を描いた状態で、両手でロッドを持ち、ばれないことを祈りながら、リールを巻き続ける
何とか、あと2mほどの距離まで寄せるが、なんとネットがない。実は、3匹のニジマスを入れたまま、水につけていたのである。
一か八かで、手で抱きかかえる距離まで縮め、魚体の腹に手を入れ、岸に少し投げるように、ゲットする。その瞬間、ラインが切れあと少しで逃亡されそうだったが、足で止めてしっかりとゲットする!!
デカ!!
逃亡されないように、ニジマスを入れたネットを取り、3匹のニジマスを草むらに放り込んで、ネットに入れる。が、当然入る大きさではない。
※ダイワピュアリスト48ULの1ピース分の大きさ
※ダイワピュアリスト48ULの1ピース分の大きさ
計測の結果、なんと60cm!! ブラウントラウト!!
前日の放流日にあれだけの釣り師の中で、釣られなかったと、不思議に思う。
スマフォで撮影し、いざリリースしようとしたが、瀕死の状態。何とか口は動いている。
腹向きにならないよう、魚体を支え、石の隙間で横たわらないようにする。だが、まったく泳ぎださない。だが、口だけはパクパクし始めているので、そのまま長時間放置。
切れたラインをむずびなおし、草むらに投げたニジマスを拾いにいって、ブラウントラウトの様子を見ると、ゆっくりと泳ぎだし、濁りの水の中にゆっくりと消えていった。(よかった。ここまで大きるなるのに数年かかっているのに、死んでしまっては、後味が悪すぎる。)
今度は、70cmの大きなブラウントラウトになって会いに来てね。