日曜日課の早朝釣りに出かけるも、ルアー釣りで40cmオーバーのブラウントラウトをランディング直前のジャンプ一発でフックアウトで取り逃がす。
朝から地区の球技大会に出場。一回戦敗退。
夕方からの慰労会・打ち合わせまで大分時間があるため、久々に犀川に出陣する。
ポイントについた瞬間、渇水。釣りを初めてここまで水が無いのは初めてである。
通常太ももまである水位がスネ程しか無い。
確かに6月になって、雨降っていませんし。
まあ、その分ポイントが限られる。
出来るだけ水位がある場所を狙って、本流テンカラで釣り上げっていく。途中岸際の流れが速い場所で、30cm程度のニジマスを掛けるが、ジャンプ一発でフックアウト。
どんどん釣り上って、膝程度の水位のところで、ピックアップ。石に毛バリがひっかかったと思った。その瞬間、下流に猛ダッシュ!!
合わせて自分も足場の悪い岸際を下流に走り出す。足元がどうなっているかも分からず懸命に下流へ。当然途中滑るコケでズリ!! ウェダーに水が入り、石にスネを打って痛みが走った!!
スネの痛みより魚を逃がした痛みが先走った。が、なんとまだ魚がいる!!
痛みが吹っ飛び、パンツびちょびちょの状態でやりと開始。
どれほどの時間やり取りしただろう。本流テンカラ竿が孤を描いた状態でずっと止まっている。動くことが出来ない。今度走られたら....そんなことを考えていると流れの中に行こうと猛ダッシュ!
だが、ロッドのいなしでなんとか持ちこたえる。これを何度くりかえしたことやら、10回以上あったと思う。
相手も徐々に止まっている時間が長くなった。
少しずつテンションを強くし、寄せてくる。当然また走るが、走る距離が短い。
また定位置に。
そして徐々に足元に。だがここからが大変。人間の姿が目に入るかどうか分からないが、近づくと即走って元の場所へ。
いつまで続くのやら。
何度も何度も近くに寄せては、また元に位置にを繰り返し、時々腹も見せるようになってきた。
ようやく近くに来ても走らないようになってきた。走っても少しだけ。
ここからが重要。
ロッドを立て、しかも後ろに倒して魚をよせ、ラインをつかもうとするが、中々届かない。その内にまた走る。
これも何度か繰り返し、ラインをつかめるようになった。しかし、ラインを掴み少しテンションを掛けると、走りだす。即ラインを離す。ハラハラドキドキ!!!!
それでも、口にネットを咥え、左手でラインを掴み、ロッドを持った右手にラインを移し、口に咥えたネットを左手に持ち、一気に掬い上げた。
げーーーーーーーと!!!!!!
だが、ネットからどび出すほどの大きさ。ネットの中で暴れて毛バリがはずれ、あわてて岸に戻り、落ち着く。この瞬間もネットから飛び出るほど暴れる。
小さな生簀を作って、そこで撮影。一目で50cmオーバーがわかる。
メジャーで実測し、53cmのビックなブラウントラウトを本流テンカラでゲットする。
本流テンカラで3週連続ブラウントラウトをゲットする。
その後も釣りあがり、30cmのニジマスと20cmのブラウントラウトをゲットし、終了とする。